幌北地区の概要
幌北地区は、創成川と北大構内に挟まれた地区で、昔は鉄道の北側に位置していたため「鉄北地区」と呼ばれていましたが、街の発展とともに二つの地区に分割され、札幌駅の北側から北11条までを「鉄西地区」とし北12条から北24条通りの南側までを「幌北地区」と改められました。現在、11の単位町内会で構成されています。
■幌北地区の特性
札幌市内には88の地区があります。
その中で幌北地区が一番になっているものが3つあります。
(1)住民の平均年齢が40.3歳で、一番若い地区
(2)学生が一番多く住んでいる地区
(3)外国人が一番多く住んでいる地区(※いずれも平成28年10月1日現在)
幌北地区には大学・短大が3校もあり、専門学校も数多くある文教地区です。
そのため、多くの学生、留学生が集まり、札幌の中でも特に若く活力に溢れた地域となっています。
■現在も発展を続ける幌北地区
昭和46年、翌年開催される冬季オリンピック札幌大会に向けて、地下鉄南北線(真駒内~北24条)が開通したことに伴い、地区内には3つの地下鉄駅が設けられました。
この頃から、幌北地区は札幌市の中心部に接する地区として発展し、地区の北端である北24条界隈は、第二のススキノと言われるような繁華街に変貌しています。
また、地区の発展に大きく影響を与えたのは、昭和63年の札幌駅鉄道高架の完成と平成10年の札幌駅北口広場の完成、平成13年の環状通工ルムトンネルの開通が挙げられます。
昭和47年に、札幌市は政令都市に指定され、当時人口13万で発足した北区も現在は28万人となり、札幌市最大の区として発展を続けています。